研究会ブログ

総会レポート2021.12.07

第26回 日本非抜歯矯正研究会報告

本大会は、2021年10月25日、26日に宮崎県で開催されました。コロナ禍ということもあり様々なことが想定され心配が尽きませんでしたが、幸いコロナの感染者数は落ち着きをみせ、緊急事態などの宣言も解かれたタイミングで、無事に開催することができました。

現地の参加人数は20名、オンライン参加は15名、症例展示は10症例でした。

 

特別講演1として、鶴見大学歯学部 歯科矯正学講座 教授 友成 博 先生から「口腔機能から捉えた不正咬合の特徴」についてご講演いただきました。大学の規定で、現地にお越しいただけなかったためオンラインでのご講演となりましたが、不正咬合の成り立ちや分類に関する興味深いお話を伺うことができました。

 

特別講演2としては、医療法人社団 J.TAKAYANAGI ORTHODONTIC OFFICE 表参道高柳矯正歯科 高柳 譲司 先生より、「リンガル矯正装置とアライナー型矯正装置の併用」と題してご講演いただきました。リンガル矯正装置とアライナー型矯正装置の特徴を活かした治療について詳しくご説明していただきました。

共に、会員の関心が強いテーマで質疑応答のディスカッションも多くの先生にご参加いただき有意義なものとなりました。 

 

また、会員からは2020年マスター5年講演として有本 博英先生、2020年マスター5年講演 / 2019年トピック症例講演として賀久 浩生 先生、2019年トピック症例講演として有本志織より、講演させていただきました。今年の会員講演はトピックが少しずつ重なり、Teenの矯正治療について沢山の議論を行うことができました。

 

2年ぶりとなった現地開催で、先生方のお顔を拝見し、心置きなく矯正治療について語るこという時間の大切さに改めて気づきました。来年は、さらに安心して開催できる環境であることをお祈りしています。

 

⽇本⾮抜⻭矯正研究会事務局 有本志織

 

以下は、2021年 オンラインミーティングの様子です。ご覧ください。